【寄り付き概況】
6日の日経平均株価は小幅に続落して始まった。始値は前日比55円78銭安の2万7102円85銭。
前日のNYダウ、ナスダック総合指数ともに反発、ISM製造業景況感指数の改善を好感して景気敏感株を中心に押し目買いが優勢となったが、東京市場はこれに追随できない展開となっている。米国でジョージア州上院決選投票の結果が注目されており、この結果を見極めたいとの思惑は買いを手控えさせる。
また、外国為替市場でドル売りの動きが進み1ドル=103円台を大きく下回る円高に振れていることは輸出セクター中心にネガティブ材料となっている。国内では緊急事態宣言の発令を控え、経済活動への影響が警戒されていることも上値を重くしている。
個別ではファーストリテ、ダイキン、アドバンテスが安く、東エレク、楽天は軟調となっている。半面、信越化、富士通が買われている。
