4日続伸、NYダウ平均の最高値更新など好感

【寄り付き概況】

11日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比157円69銭高の2万8045円84銭。
前日の米国株市場ではバイデン米政権が打ち出す1兆ドル規模のインフラ投資法案が米議会上院を通過したことを好感し、景気敏感株を中心に買われNYダウは過去最高値を更新した。これを受け、東京市場でもリスク選好の動きが継続している。米10年債利回りの上昇を背景にナスダック総合指数は軟調となったが、外国為替市場でドル高・円安に振れていることは東京市場の輸出ハイテクセクターに追い風となっている。
新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか、2万8000円台では戻り売り圧力も意識され、上げ幅は限定的となる可能性がある。
 
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=110円台の半ば(10日は1ドル=110円44-45銭)、1ユーロ=129円台の半ば(同129円56-60銭)で取引されている。
 

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