4日続伸、27年ぶり高値、情報セキュリティ株買われる

日経ジャスダック平均は前日比14.34円高の3379.09円と4日続伸。
日経ジャスダック平均株価は４日続伸した。終値は前日比14円34銭高い3379円09銭と、1990年８月21日以来27年ぶりの高値を付けた。
週末を前に積極的な売り買いは手控えられ、持ち高調整が中心の小幅な値動きにとどまった。日本各地でネット接続の障害が発生し、一部のネット証券でログインしにくくなった。市場ではサイバー攻撃の可能性が意識され、アズジェントやテリロジーなどの情報セキュリティ関連株に買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で603億円、売買高は１億1507万株だった。
値上がり銘柄数は379、値下がり銘柄数は243となった。
 
個別では、山王、山田コンサルティンググループ、メディアリンクスがストップ高。岩塚製菓は一時ストップ高と値を飛ばした。シード平和、大成温調、ヒップなど34銘柄は年初来高値を更新。アイフリークモバイル、五洋インテックス、セキュアヴェイル、ＩＭＶ、テリロジーが買われた。
 
一方、地域新聞社、アプライド、シーズメン、キャピタル・アセット・プランニング、ＧＭＯクリックホールディングスなど7銘柄が年初来安値を更新。細谷火工、ＵＥＸ、小田原エンジニアリング、田中化学研究所、プロルート丸光が売られた。