日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末比31円65銭高い4059円23銭だった。
前週末に付けた昨年来高値(4027円58銭)を上回っている。
米株式相場の高値圏での推移を背景に、投資家心理が強気に傾き新興株にも買いが先行した。9日の日経平均株価が伸び悩む局面で、個人投資家などの資金が新興市場に向かったのも相場の支えになった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で760億円、売買高は9002万株。
値上がり銘柄数は462、値下がり銘柄数は210となった。
米ハイテク株高が進んだのを受け、フェローテクなどの半導体関連銘柄に買いが入り相場を押し上げた。
個別では、メディカル一光、フジタコーポレーション、歯愛メディカル、SEMITEC、日本ユピカがストップ高。小田原機器は一時ストップ高と値を飛ばした。大本組、佐藤渡辺、高橋カーテンウォール工業<、シイエム・シイなど64銘柄は昨年来高値を更新。カルナバイオサイエンス、オールアバウト、カンセキ、レカム、毎日コムネットが買われた。
一方、大塚家具が昨年来安値を更新。暁飯島工業<、カルラ、幸和製作所、パスポート、fonfunが売られた。
