【寄り付き概況】
26日の東京株式市場は4日ぶりに反落して始まった。始値は前日比56円安の2万1700円だった。
前日の米国株市場ではNYダウとナスダックともに下落した。ボーイングや半導体関連株などが値を下げた。
この流れを受け、東京株式市場でも東エレクやアドテストなど半導体関連が下落、売りが優勢の展開となっている。
また週末に加え、前日に約2カ月半ぶりの高値を付けた直後とあって利益確定に動く投資家が散見される。
ただ外国為替市場で円相場が1ドル=108円60銭台と円安が進行しており、やや下げ幅を縮小しているようだ。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
寄り付き時点で業種別では33業種中、6業種が高く、値上がり上位に石油、精密、保険など。一方、値下がりで目立つのは証券、非鉄、海運、機械など。
個別では、4~6月期の大幅減益とともに大規模な人員削減を発表した日産自動車は続落した。同じく減益決算を発表したオムロンはウリ気配となっている。トヨタ、ホンダも下落した。日立建機と安川電も軟調、アドバンテストも値を下げた。
半面、キヤノンやソフトバンクグループが上昇。ファストリ、中外薬も高い。
225先物はシティ・アムロ・野村・JPが買い越し。
日興・クレディ・三菱・大和・ソジェンが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・UBS・みずほが買い越し。
GS・野村・パリバ・大和が売り越し。
テクニカル的には日鉄鉱(1515)、安藤ハザマ(1719)、三機工(1961)、ぐるなび(2440)、三洋貿易(3176)、Bガレ(3180)、綿半(3199)、CRE(3458)、エコナック(3521)、アツギ(3529)、ワールド(3612)、シンクロフ(3963)、東ソー(4042)、トクヤマ(4043)、大有機(4187)、KHネオ(4189)、CEHD(4320)、USS(4732)、サイバーエージ(4751)、ニチレキ(5011)、東洋炭素(5310)、ダントー(5337)、ヨータイ(5357)、TYK(5363)、日精線(5659)、LIXIL(5938)、ノーリツ(5943)、テクノプロ(6028)、東芝機械(6104)、OSG(6136)、ユニオンツ86278)、オイレス(6282)、酒井重(6358)、大同工(6373)、ダイフク(6383)、蛇の目(6445)、ツバキナカ(6464)、東洋電(6505)、オムロン(6645)、メルコ(6676)、エレコム(6750)、シスメックス(6869)、OBARA(6877)、日電子(6951)、大真空(6962)、日東電(6988)、極東開(7226)、河西工(7256)、豊田合(7282)、松田産(7456)、タムロン(7740)、三光合成(7888)、前澤化(7925)、ナカバヤシ(7987)、昭光通(8090)、ミツウロコ(8131)、三信電(8150)、千葉興(8337)、京葉銀(8544)、イオンFS(8570)、水戸証I(8622)、だいこう(8692)、ゴールドクレ(8871)、川船(9107)、パスコ(9232)、国際紙(9274)が動兆。
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