東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反落した。終値は前週末比32.36ポイント安い1075.46だった。下落率は8月1日以来、ほぼ1カ月ぶりの大きさだった。
取引時間中には、3%を超える下げとなる場面があった。
北朝鮮の核実験を受けて朝から幅広い銘柄が売られた。新興市場の中小型株は個人投資家の個別物色に支えられて前週まで堅調に推移していたため、「その分、個人から利食いが出やすかった」といい、マザーズ指数の下落率は日経平均株価に比べて大きくなった。
時価総額の大きいそーせいやミクシィが下げ、指数を押し下げた。
値上がり銘柄数は31、値下がり銘柄数は208となった。
個別では、ユニフォームネクスト、みんなのウェディング、マイネット、UUUM、ホープなど6銘柄が年初来安値を更新。Gunosy、エンバイオ・ホールディングス、エディア、Aimingが売られた。
一方、総医研ホールディングスがストップ高。SHIFT、アクトコール、中村超硬など5銘柄は年初来高値を更新。メディカルネット、ジーンテクノサイエンス、メタップス、ビーロットが買われた。
