日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反発した。終値は前日比65円48銭高の4030円22銭だった。
最近の株価下落に伴い、値頃感が強まった銘柄に押し目買いが入った。
米株価や東証1部の反発も投資意欲を刺激する形となり、幅広い銘柄が値上がりした。市場関係者は、「値動きが軽い小型株には自律反発を狙った買いが向かいやすい」とし、新興企業市場では商いを伴って大幅高となる銘柄が目立った。
ヴィスコなどの値がさ株が上昇し、指数を押し上げた。マクドナルドなど時価総額の上位銘柄も買われた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で934億円、売買高は9995万株だった。値上がり銘柄数は551、値下がり銘柄数は114となった。
個別では、ワイエスフード、セルシードがストップ高。アイサンテクノロジーは一時ストップ高と値を飛ばした。シーズメン、テリロジー、ハーバー研究所、ナビタスなど13銘柄は昨年来高値を更新。シノケングループ、国際チャート、アール・エス・シー、アイル、アバールデータが買われた。
一方、ありがとうサービス、大塚家具、コックスが昨年来安値を更新。大谷工業、トミタ、セリア、新都ホールディングス、アクシーズが売られた。
