391円高スタート、米国株の大幅反発で買い優勢

【寄り付き概況】

 7日の日経平均株価は前日比391円05銭高の2万2001円29銭で寄り付いた。
東証株価指数(TOPIX)は、321ポイント高の17752で始まった。
6日の米国株式が大幅反発した流れを受け、買い優勢で始まった。前日まで大幅に3営業日続落(合計1875円安)した反動もあり、堅調展開となっている。
 
前日のNYダウは乱高下したものの引けは急反発となり、上げ幅は560ドル超と2年5カ月ぶりの大きさとなった。
株式市場の予想変動率を表すVIX指数も6日ぶりに低下、外国為替市場でも1ドル=109円台後半の円安とリスクオフの巻き戻し局面にあり、東京市場でも主力株中心に幅広く買い戻される展開となっている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種全面高で、値上がり上位に倉庫、繊維、陸運、鉱業、化学など。

個別では、トヨタが買い注文を集め、ホンダ、日産自も値を上げ、SUMCO、東エレク、ソニー、ファナックも買い優勢。みずほFG、三菱UFJ、三井住友が高く、野村、東京海上、ファーストリテ、ソフトバンクGが上伸している。三菱商、三井物が買い戻され、武田、第一三共は堅調となっている。
半面、JTが安く、日清食HDは軟調。LINE、三菱紙は下押している。

外資系等は、三交(3232)、花王(4452)、ディスコ(6146)、川重(7012)、物産(8031)、第一生命(8750)、T&D(8795)、全国保証(7164)、H2O(8242)、ガイシ(5333)、ケーズ(8282)、MCJ(6670)、オムロン(6645)、KOA(6999)、フジシール(7864)、松井証(8628)、パカライ(4095)、トヨタ(7203)に注目。
 
225先物はアムロ・JP・メリル・UBS・シティ・ナティクス・野村が買い越し。
ソジェン・みずほ・クレディ・大和・ドイツが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・ドイツ・パリバ・HSBC・三菱・メリル・シティ・ナティクスが買い越し。
GS・モルスタ・JP・UBS・野村・クレディ・大和が売り越し。
 
テクニカル的には、アトラ(6029)が動兆。
 

 

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