380円安 急落、米株安や円高で

【寄り付き概況】

5日の日経平均株価は、前週末比380円76銭安の1万9785円43銭と大幅に5日続落してスタート。
軟調な地合いが続くなか、現地24日のNYダウ・ナスダックがともに大幅続落し、為替相場が円高に振れていることも重しとなっている。
1ドル=110円台前半まで円高が進行、東京株式市場でも主力株を中心に広範囲に売りが噴出する状況となり、心理的フシ目となっていた2万円大台を大きく割り込んだ。
 
高速自動売買による売り圧力のほか、個人投資家の信用取引の追い証に絡む売りも下げを助長している。25日は香港や韓国、欧米株市場の休場で海外投資家の参戦も限られ、流動性の低下も懸念される。
ただ、テクニカル的には売られ過ぎの局面にあり、下値ではリバウンド狙いの押し目買いを誘導する可能性もあり、売り一巡後に下げ渋る展開となるかどうかが注目される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで特に目立つのはその他金融、不動産、海運など。
 
個別では、トヨタ、ホンダの自動車株や、ファナック、コマツ、キーエンスが大きく値を下げている。東エレクの下げがきつく、キヤノンは軟調。JXTG、石油資源が売り気配で始まった。三菱UFJ、三井住友が連日の年初来安値となり、ソフトバンクGが下押し、JT、ファーストリテ、武田薬は大幅安。ソフトバンク、任天堂も下落している。
上昇はNTT都市、一パンなど。
 
 
225先物はGS・野村・三菱・ドイツ・UBS・大和・SBIが買い越し。
みずほ・アムロ・メリル・クレディ・ソジェン・JPが売り越し。
TOPIX先物はソジェン・メリル・日興・野村・GSが買い越し。
UBS・大和・ドイツ・みずほ・パリバが売り越し。
 
テクニカル的にはSRGタカミヤ(2445)が動兆。
 

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