38円高 続伸スタート、米株高を受け

【寄り付き概況】

12日の東京株式市場は買い優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は、前日比38円02銭高の2万2702円71銭と3日続伸してスタート。
 
前日のNYダウが100ドルを超える上昇をみせ、外国為替市場で1ドル=111円台後半の推移と円安傾向にあることで、主力株中心に買いが優勢。新製品発表会を控えるアップルが上昇し全体指数押し上げに寄与しており、東京株式市場でも関連株を刺激する可能性がある。
ただ、一方で米株市場では半導体関連株が需給悪化観測から売られフィラデルフィア半導体株指数も下げており、2つの材料の綱引きで思惑が交錯しそうだ。
 
引き続き米通商政策に対する警戒感が強いほか、前日に日経平均株価は先物主導で300円近い上昇をみせたこともあって、その分上値の重さも意識される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、20業種が高く、値上がり上位に鉱業、石油、精密機器、情報通信、機械など。一方、値下がりで目立つのは医薬品、保険、紙パルプなど。
 
 
個別では、ソフトバンクGの買いが厚く、ファーストリテも堅調。任天堂、ソニー、ファナック、JXTGが買われ、三菱商、三井物、資生堂が上げ、ANAは締まっている。
 
半面、三菱UFJ、三井住友が小安く、東エレク、信越化は軟調。武田、アステラス薬が緩み、リクルートHD、スタートトゥはさえない。
 
テクニカル的には、大気社(1979)、オプト(2389)、ラクト(3139)、ブレインP(3655)、塩野義(4507)、日医工(4541)、テルモ(4543)、沢井製薬(4555)、ISID(4812)、フィルム(4901)、オハラ(5218)、日ヒューム(5262)、リクルート(6098)、日郵政(6178)、ダイキン(6367)、ホシデン(6804)、アイオーデータ(6916)、ヘリオステク(6927)、カシオ(6952)、エフピコ(7947)、ユニチャーム(8113)、イズミ(8273)、富士急(9010)、ユナイテッド(9110)、東北電(9506)が動兆。
 
 
 
 

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