【寄り付き概況】
22日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前週末比347円95銭安の2万9444円10銭。その後、下げ幅は一時400円を超えた。
前週末の米国株市場ではNYダウが続落しており、東京株式市場でも目先リスク回避の流れにある。また、前週末の日銀の金融政策決定会合ではETF買い入れについて年6兆円の下限撤廃だけでなく日経平均連動型を除外すると発表、これがサプライズとなり日経平均は波乱含みの下げとなった。
ただTOPIXは相対的に強さを発揮しやすい状況にある。全体相場は好業績銘柄を中心に物色意欲は旺盛で、引き続き景気敏感株中心に買いを引き寄せる展開が想定される。
個別では、東エレク、ホンダが安く、ファナックも軟調となっている。半面、ENEOSや武田が高い。
