【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの経平均株価は前週末比34円71銭安の2万1772円79銭で寄り付いた
東証株価指数(TOPIX)は、6.61ポイント安の1619.14で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調。
週初のため、株価上昇のけん引役となる海外投資家の動きは鈍く、利益確定の売りに押され気味だ。
外国為替市場では、1ドル=111円40銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
個別では、ソニー、トヨタが小安く、東エレク、SUMCO、太陽誘電が値を下げ、コマツ、ファナックは反落。JFE、住友鉱はさえない。三井住友、三菱UFJが売られ、ソフトバンクGが甘く、武田、任天堂も下落している。
半面、楽天が上伸し、ファーストリテは買われている。関西電、資生堂、三井不は反発している。JXTG、国際帝石は小幅高。キーエンス、安川電は買われている。
米中通商協議の行方については、月内合意は厳しいとみられ、引き続き進捗状況を見守るところであろう。
さらに欧州議会は、英国議会が4月12日までに離脱協定案を賛成多数で承認することができれば、EU側としては離脱期日を5月22日まで延期すべきとの考えを述べており、まずは12日の離脱協定案の行方を見極めたいところであろう。そのため、大きなトレンドは出難いものの、底堅い相場展開が続くと考える。
ランチバスケットは24件、372.96億円、差し引き10億円の売り越しとの観測。
