316円高 急反発、米株大幅高を受け

【寄り付き概況】

18日の日経平均株価は、前週末比316円69銭高の2万1217円32銭と3日ぶりに反発。寄り付きにフシ目の2万1000円ラインを再び突破してのスタートとなった。
 
前週末のNYダウが440ドルあまりの上昇と急速に上値を伸ばし、昨年11月初旬以来約3カ月ぶりの水準に浮上、このリスクオンの流れに乗って東京株式市場でも主力株中心に幅広く買いが先行している。米中貿易交渉が合意に向かっているとの思惑が相場にプラスに働いているほか、前週末に発表された2月のニューヨーク連銀製造業景況感指数が市場コンセンサスを上回る好調で米国経済の強さが改めて確認されたことから、投資家心理が強気に傾いた。
 
寄り付き時点で業種別では33業種全面高で、値上がり上位に海運、非鉄、鉱業、鉄鋼、ゴム製品など。
 
個別では、ソフトバンクGが高く、任天堂、ファーストリテはしっかり。トヨタ、ブリヂストン、キーエンス、村田製、ファナックも堅調。武田、塩野義が値を上げ、JTは強含み。三菱UFJ、三井住友は買い注文を集めている。
半面、高寄りしたソニーが値を消し、KDDI、スルガ銀はさえない。

 
225先物は、アムロ・UBS・日興・JP・みずほが買い越し。
野村・クレディ・ドイツ・メリル・シティが売り越し。
TOPIX先物は大和・HSBC・UBS・パリバが買い越し。
JP・クレディ・バークレイズ・シティ・みずほ・メリルが売り越し。
 
テクニカル的には、ドトル(3087)、大阪曹達(4046)、三洋化(4471)、住友理工(5191)、MARUWA(5344)、IBJ(6071)、アマダ(6113)、エボラブルA(6191)、アイモバイル(6535)、KYB(7242)、ヨロズ(7294)、ルック(8029)が動兆。

 

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