30円高 小幅続伸、米株安も円安が下支え

【寄り付き概況】

18日の日経平均株価は、前日比30円16銭高の2万2871円28銭と3日続伸してスタート。きのうまでの堅調な地合いを受け、買いが先行したようだ。
 
前日のNYダウが91ドル安と反落、FOMC議事要旨の内容を受けて利上げペースに対する懸念が高まり一時300ドル以上下げる場面もあった。
その後は戻り足に転じたが不安定な動きをみせたことで、東京市場でも目先利益確定売りを誘発しやすい環境にある。一方、為替は米長期金利上昇を反映して円安傾向にあり、全体相場の下支え要因として働く。好調な企業決算への期待もあり買い向かう動きも予想される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がり上位に紙パルプ、医薬品、電力ガス、保険、サービスなど。一方、値下がりで目立つのは石油、鉱業、機械など。
 
個別では、ソフトバンクG、ファーストリテ、ソニー、日立、東エレク、ファナックもさえない。コマツが安い。ホンダは弱含み。資生堂が値を下げている。
 
半面、みずほFG、三菱UFJ、三井住友、武田が堅調。任天堂、トヨタは強含み。富士フイルムが高い。東海カも買われている。

225先物は、みずほ・野村・ナティクス・UBS・SBI・GSが買い越し。
三菱・ソジェン・メリル・クレディ・バークレイズ・アムロが売り越し。
TOPIX先物はUBS・ナティクス・GS・みずほ・アムロが買い越し。
バークレイズ・クレディ・大和・モルスタが売り越し。
 
テクニカル的には、三井松島(1518)、グリコ(2206)、アルフレッサ(2784)、ALサービス(3085)、日清紡(3105)、セレス(3696)、ネクシィーズ(4346)、メディカルシス(4350)、BS(5108)、エスクロー(6093)、JUKI(6440)、東芝テック(6588)、IHI(7013)、タカラトミー(7867)、リコー(7753)、オリコ(8585)、野村(8603)が動兆。

 

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