日経ジャスダック平均株価は小幅に3日続落した。終値は前日比2円24銭安い2858円12銭と1月25日以来、約3カ月ぶりの安値を付けた。
年初から新興企業株には資金流入が目立っていたが、4月に入り利益を確定する目的の売りが増えている。細谷火工や興研といった軍需関連株はこれまでの大幅高の反動で売りが膨らみ急落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で534億円、売買高は6702万株だった。
値上がり銘柄数は299、値下がり銘柄数は348となった。
個別では、アール・エス・シー、重松製作所がストップ安。ルーデン・ホールディングス、サムシングホールディングス、インターライフホールディングス、第一カッター興業、明豊ファシリティワークス<など192銘柄は年初来安値を更新。アルファ、興研、協和コンサルタンツ、多摩川ホールディングス、白鳩が売られた。
一方、オービスがストップ高。引き続き補助金計上で人気継続。全般軟調のなか値動きの良さも目立つ格好となった。3Dマトリクスは、独社と吸収性局所止血材の販売権許諾契約を締結したとの発表がはやされた。
日本マクドナルドホールディングス、アエリア、細谷火工が買われた。
