3日続伸、成長期待のある中小型株に買い

日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比15円99銭高い3593円10銭と、1990年8月10日の3622円66銭以来およそ27年1カ月ぶりの高値を付けた。
日経平均株価がさえない値動きとなる中で、成長期待のある中小型株の多い新興企業株に買いが向かった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で712億円、売買高は1億1322万株だった。
値上がり銘柄数は334、値下がり銘柄数は325となった。
 
個別では、インテリジェント ウェイブ、シライ電子工業がストップ高。滝沢ハム、きょくとう、ケア21、アイケイなど36銘柄は年初来高値を更新。
時価総額の大きいハーモニックは午後に上昇に転じた。EV関連ではリチウムイオン電池の材料を製造する田中化研が上げた。
クリムゾン、フライングガーデン、細谷火工、アルファクス・フード・システムは値上がり率上位に買われた。
 
一方、オーケー食品工業、No.1、日本エマージェンシーアシスタンス、第一商品が年初来安値を更新。石垣食品、オールアバウト、岡本硝子、明豊エンタープライズ、ヤマノホールディングスが売られた。

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