【寄り付き概況】
28日の日経平均株価は小幅反発して始まった。始値は前日比23円44銭高の2万3232円30銭。米連邦準備理事会(FRB)が27日、ゼロ金利政策の長期化に向けた新しい政策指針を決め、NYダウは前日比160ドル高の2万8492ドルと続伸。
ただ、ナスダック指数は安い。こうしたなか、東京株式市場は値を上げて始まった。また、為替は1ドル=106円60銭前後と円安で推移している。
一方、夕方に安倍晋三首相の記者会見を控え、内容を見極めたいとして上値は重い。
寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種が高く、値上がりは保険、銀行、空運、輸送用機器、その他金融など。値下がり上位に倉庫、小売りなど。
個別ではトヨタ、ファナック、ダイキンが高く、東京海上、第一三共、オークマが買われている。半面、ファーストリテ、ソフトバンクG、スクリンがさえない。
