3円高 買い優勢でスタートも上値に重さ

【寄り付き概況】

8日の日経平均株価は、前日比3円82銭高の2万2666円56銭と小幅に続伸してスタート。東証株価指数(TOPIX)は、1.60ポイント高の1747.65で始まった。
 
現地7日の欧州主要株式が堅調に推移し、NYダウが3日続伸、ナスダック総合指数は6日続伸するなどの動きを受け、買いが優勢となったようだ。
 
ただ、米中貿易摩擦問題に対する警戒感は根強く、積極的な買いは入りにくい環境で上値は重い。また、9日に予定される日米貿易協議を前に、この結果を見極めたいとのニーズもある。前日同様、取引時間中は中国・上海株市場の動向に左右される地合いとなりそうだ。
 
 寄り付き時点で業種別では33業種中、17業種が高く、値上がり上位に石油、その他金融、紙パルプ。一方、値下がりで目立つのは食料品、水産、ガラス土石など。
 
 
個別では、トヨタが軟調で、スズキは反落。住友ゴム、ソニーが値を下げ、IHIは急落している。東海カも売られている。ファーストリテが続落し、NTTデータ、任天堂も下落している。
半面、ソフトバンクGが続伸し、資生堂、7&iHDは堅調。三菱UFJは強含み。三菱商がにぎわい、JXTGは小幅続伸。ファナックが底堅く、キーエンスが値を上げ、ダイキン、ニコンは買われている。
 
225先物はJP・パリバ・野村・SBI・メリルが買い越し。
ドイツ・アムロ・大和・ソジェン・モルスタが売り越し。
TOPIX先物はUBS・モルスタ・クレディ・野村が買い越し。
HSBC・みずほ・JP・日興・アムロが売り越し。
 
外資系等は、シップ(3360)、トレンド(4704)、エレコム(6750)、ニコン(7731)、ニフコ(7988)、商事(8058)、ソフトバンク(9984)、日東電工(6988)に注目。
 
 
テクニカル的には、博報堂(2433)、JBR(2453)、アリアケ(2815)、コーエー(3635)、イーブック(3658)、アドソル(3837)、楽天(4755)、出光(5019)、JXTG(5020)、三星ベ(5192)、テクノプロ(6028)、ソラスト(6197)、サトー(6287)、ピラー(6490)、富士電(6504)、東芝テック(6588)、富士通(6702)、日光電(6849)、シマノ(7309)、スター精密(7718)、レック(7874)、兼松(8020)、ユアサ(8074)、丸井(8252)、イオン(8267)、小田急(9007)、京成(9009)、センコー(9069)、西尾レント(9699)、アイエスビー(9702)、セコム(9735)、いであ(9768)、トラストナカヤマ(9830)、ソフトバンク(9984)が動兆。
 
 
 

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