【寄り付き概況】
4月1日の日経平均株価は、前週末比295円08銭高の2万1500円89銭と大幅に続伸してスタート。
前週末のNYダウが200ドル超の上昇で続伸、米中貿易交渉の進展期待が改めて高まりリスク選好ムードが続いている。中国の景況感が直近の経済指標などから回復の兆しをみせていることもプラス材料。
取引開始前に日本銀行が発表した3月調査日銀短観では、大企業製造業の業況判断DIはプラス12で、市場予想平均のプラス13を下回った。また、19年度の想定為替レートは1ドル=108円87銭となっている。事前にある程度織り込みが進んでおり株式市場への影響は限定的となっている。また、今日は午前11時30分頃に予定される新元号発表に伴う慶祝ムードなども追い風となる。
個別では、トヨタがしっかり。キーエンスは小高く、東エレク、ファナック、SMCが堅調。ソニーは買われ、日本製鉄が上伸。JXTG、任天堂は大幅高で、資生堂も締まる。みずほFG、三菱UFJは底固い。半面、住石HDは軟調。住友不は小幅安で、吉野家HDが下押す。楽天は売られ、ZOZOが小甘い。
225先物は、アムロ・モルスタ・JP・みずほが買い越し。
クレディ・ソジェン・野村・UBS・ドイツが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・JP・GS・モルスタ・シティが買い越し。
バークレイズ・メリル・ドイツ・クレディが売り越し。
テクニカル的には、住石(1514)、コーエー(3635)、ファインデクス(3649)、Vキューブ(3681)、フィックスタース(3687)、ビーグリー(3981)、ソルクシーズ(4284)、ペプチド(4587)、CAC(4725)、ITFOUR(4743)、大塚商(4768)、ダイキン(6367)、IMAGICA(6879)、スプリックス(7030)、第一興商(7458)、島津(7701)、大日印(7912)が動兆。
