25日の東京株式市場は、堅調展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万200円-2万400円を想定する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の前半と円安に振れている。対ドル相場の円安を受け、輸出関連銘柄が堅調な動きとなりそう。
週前半は9月の権利・配当取りをにらんだ駆け込み買いも期待できそう。
また、今夕にも衆議院を解散する意向を示すとみられることから、引き続き選挙に関連した銘柄に物色の矛先が向かうとみられる。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所終値比20円高の2万200円だった。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
20200 ( +20 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
20235 ( +55 )
( )は大阪取引所終値比
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り950万株、買い1550万株で、差し引き600万株の買い越し。買い越しは7営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、食品、小売、銀行、証券、情報通信、鉄鋼、電機、機械など。買いセクターに、電機、機械、ETF、証券、保険、銀行など。
【好材料銘柄】
■ブロードリーフ <3673>
株主優待制度を拡充。5000株以上保有の区分を新設し、クオカード3万円分、および自動車補修部品サイト「部品MAX」優待券2万円分を贈呈する。また、5000株未満株主についても「部品MAX」優待券を1000円~3000円増やすほか、1000株以上保有株主へのクオカードを9000円→1万円に増額する。
■セック <3741>
東証がセックを29日付で市場1部に指定替えする。
■インタートレード <3747>
RIZAPが新たに展開するRIZAPの栄養学に基づいて開発した惣菜を提供する新業態「RE zap」「zapDELI」 に、同社の“ITはなびらたけ”が採用。
■九州リースサービス <8596>
今期経常を一転14%増益に上方修正。
■NaITO <7624>
上期経常を39%上方修正、通期も増額。
■グローバルグループ <6189>
東証がグローバルGを29日付で市場1部に市場変更する。
【主な経済指標・スケジュール】
25(月)
安倍首相会見
9月月例経済報告
黒田日銀総裁講演
【国内】
《決算発表》
大光、あさひ
【海外】
独9月Ifo景況感指数(17:00)
米8月シカゴ連銀全米活動指数(21:30)
米9月ダラス連銀製造業活動指数(23:30)
《米決算発表》
カーニバル・コーポレーション
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
