249円安と反落、NYダウ下落を受け

【寄り付き概況】

 
23日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比249円05銭安の2万8939円12銭。米国のキャピタルゲインの増税方針が伝わって前日の米株式相場が下落し、東京市場でも運用リスクを回避する売りが先行している。下げ幅は一時400円を超えた。
 
米国株安を受けた今日の東京株式市場は売りが先行した。国内で新型コロナ感染が拡大しており、政府が4都府県に緊急事態宣言を発令する見通しとなるなど、経済への悪影響が懸念されたことに加え、米インテルが昨日発表した1-3月期決算で純利益が前年同期比41%減と大幅減益となり4-6月期利益予想も市場予想を下回ったことなどが嫌気され、株価の重しとなっている。
 
また、為替は1ドル=107円90銭前後と前日夕方に比べ横ばい圏で推移している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、5業種が高く、値上がりは海運、不動産など。値下がり上位に鉄鋼、機械、石油、輸送用機器、非鉄など。
 
個別では、東エレク、ファーストリテ、ファナック、アドバンテスト、エムスリー、ディスコ、リクルートHD、ZHD、SUMCO、SMCなどが下落している。
一方、ソニーG、任天堂、楽天グループ、三井不<8801>、第一三共などが上昇している。
 
 

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