24円高スタート、米国株高や円安を支えに

【寄り付き概況】

11日の日経平均株価は前日比24円77銭高の2万1819円09銭で寄り付いた。
10日の米国株高やドル高・円安を支えに買いが先行し、シカゴ日経平均先物・円建て清算値2万1840円(大阪取引所終値比20円安)にサヤ寄せする動きとなっている。
 
前日のNYダウが430ドル近い上昇をみせ、外国為替市場でも1ドル=107円台前半の推移とドル高・円安に振れており、主力株中心にリスクを取る動きが優勢となっている。
ただ、シリアの化学兵器使用の疑いに対し、トランプ米大統領が軍事行動も辞さない構えをみせていることで地政学リスクが意識される可能性がある。寄り後は日経平均の上値も重くなるとの見方も強い。

寄り付き時点で業種別では33業種中、21業種前後が高く値上がり上位に鉱業、石油、海運、非鉄、鉄鋼など。一方、値下がりで目立つのは精密機器、水産、食料品、空運、電力ガスなど。
 
個別では、任天堂が締まり、ソフトバンクGは大幅高。三菱UFJ、マネックスGはしっかり。武田が強含み、日本郵政は6日続伸でコマツ、東エレク、ファナック、キーエンスは高い。JXTG、トヨタは堅調となっている。
 
半面、明治HD、NTT、花王、資生堂が下押し、ファーストリテ、コーセーは小幅安。ソニーは弱含み。Jフロントは急落している。
 
外資系等は、TOC(8841)、ビックカメラ(3048)、タカラバイオ(4974)、三益半導体(8155)、ダイセキ(9793)、ストライク(6196)、アニコム(8715)、コネクシオ(9422)、JXTG(5020)、武蔵精密(7220)に注目。
 
 
225先物は、パリバ・GS・モルスタ・クレディ・大和が買い越し。
ドイツ・野村・みずほ・メリル・ソジェンが売り越し。
TOPIX先物はメリル・ソジェン・GS・アムロが買い越し。
日興・大和・みずほ・JPが売り越し。
 
テクニカル的には、キーコーヒー(2594)、ホギメ(3593)、大王紙(3880)、カネカ(4118)、大有機(4187)、第一三共(4568)、KeePer技(6036)、ナガイレ(7447)、スターゼン(8043)、平和不(8803)、トーセイ(8923)、日通(9062)、建設技研(9621)が動兆。
 

 

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