【寄り付き概況】
8日の東京株式市場はやや売り先行、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比23円88銭安の2万2799円38銭と小幅反落で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、6.95ポイント安の1782.06で始まった・
前日のNYダウが続伸したものの、ナスダック指数は5日ぶりに反落、東京市場でも日経平均が前日まで4連騰で650円強の上昇をみせていたこともあり、利益確定の売りが優勢となった。
外国為替市場で1ドル=109円台後半とドル高・円安が一服していることも輸出株中心に買い手控え要因となるほか、今週末から来週にかけ重要イベントが相次ぐことで様子見姿勢も強まりやすい。ただ、下値も限られそうだ。
なお、きょうはメジャーSQ算出日で全体売買代金は膨らむ見通し。
取引開始前に発表された1-3月実質GDP(国内総生産)の改定値は前期比0.2%減で、市場予想平均の同0.1%減を下回った。
寄り付き時点で業種別では33業種中、7業種が高く、値上がり上位に鉱業、その他製品、陸運など。値下がりで目立つのは鉄鋼、紙パルプ、銀行など。
個別では、トヨタ、ファナック、ソニーが軟調で、東レク、京セラ、ダイキンは反落。新日鉄住、住友鉱、出光興産はさえない。三井住友が値を下げ、ソフトバンクGは安い。花王、エーザイ、アサヒも下落。
半面、KDDI、NTT、アステラス薬は反発。7&iHDは買われている。任天堂は続伸。ホンダが強含みで、キーエンス、TDK、日東電工は値を上げている。
外資系等は、カカクコム(2371)、ラクス(3923)、エフテック(7212)、ヤマト(9064)、沢井薬(4555)、アイシン(7259)、リンテック(7966)、NTT都市(8933)、新生銀(8303)、旭有機材(4216)、ミクニ(7247)、タクマ(6013)、村田(6981)、大同メ(7245)、ラサ工(4022)、三機サービ(6044)、日通(9062)、三菱リ(8593)、セガ(6460)、JR東海(9022)に注目。
テクニカル的には、日電設(1950)、ワコール(3591)、住友化(4005)、イビデン(4062)、応化工(4186)、アイカ工(4206)、T&G(4331)、日理化(4406)、日特塗(4619)、日農薬(4997)、住阪セメ(5232)、クニミネ(5388)、冶金工(5480)、リョービ(5851)、岡部(5959)、パンチ(6165)、エボラブル(6191)、北越工(6364)、竹内製作(6432)、日トムソン(6480)、日新電(6641)、IDEC(6652)、イリソ(6908)、カシオ(6952)、新電工(6967)、ニチコン(6996)、エフテック(7212)、日信工(7230)、今仙電(7266)、FCC(7296)、TSテック(7313)、フジコーポ(7605)、長野計器(7715)、スノーピーク(7816)、リンテック(7966)、ナカバヤシ(7987)、4℃(8008)、松屋(8237)、千葉興(8337)、東邦銀(8446)、琉球銀(8399)、東武(9001)、四国電(9507)、静ガス(9543)、Tナカヤマ(9830)が動兆。
