22日の東京株式市場は、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万100円-2万500円を想定する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の半ばと小動き、円安基調が維持されていることは下支え材料となることから、押し目ではしっかり買いも入ると考える。
輸出関連株を中心に業績改善への期待感から、堅調な展開が見込まれるだろう。
ただ、日経平均は昨日まで4連騰でこの間に500円超上昇しており、急ピッチの上昇に警戒感も強まりやすいタイミングでポジション調整の売りに押される場面も想定される。
また、北朝鮮の国営メディアは、米トランプ大統領の発言に対し「史上最高の超強硬な対応措置を断行することを慎重に検討する」との金正恩委員長の声明を発表、地政学リスクに対する警戒感が相場の重しとなる可能性もありそう。
シカゴ市場の日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所終値比45円高の2万265円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1160万株、買い1650万株で、差し引き490万株の買い越し。買い越しは6営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、証券、銀行、その他金融、食品、鉄鋼、自動車、サービスなど。買いセクターに、小売、銀行、情報通信、薬品など。
【好材料銘柄】
■レーザーテック <6920>
半導体関連の新製品を約160億円で受注。20年6月期以降、複数年度にわたり業績に貢献する見通し。
■ウイルコホールディングス <7831>
今期最終を5.2倍上方修正。
■アバールデータ <6918>
今期経常を一転18%増益に上方修正、配当も9円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
22(金)
【国内】
予定はありません
【海外】
9月独PMI速報値
《米決算発表》
カーマックス
休場:マレーシア
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
