【寄り付き概況】
19日午前の日経平均株価は、前営業日比215円36銭高の2万7003円83銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、13.73ポイント高の1906.23で始まった。
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともにマイナス圏で引けた。NYダウは一時大幅に上昇する場面もあったが、主要企業の決算発表が本格化するなかで、目先筋のキャッシュポジションを高める動きが上値を押さえた。東京市場では週明けが海の日の祝日で休場だったことで前週末の米株急伸を織り込んでいないこともあり、きょうは買い優勢の展開となりやすいだろう。
一方、来週から国内企業の決算発表が本格化するなか、積極的に上値を買い進む展開も見込みにくく、日経平均2万7000円近辺では上値の重さが顕在化する可能性もある。
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=138円前半(前週末15日は1ドル=138円91-93銭)、1ユーロ=140円台前半(同139円30-34銭)で取引されている。
