21日の東京株式市場は、堅調な展開か。

21日の東京株式市場は、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万200円-2万500円を想定する。
20日の米国市場でNYダウが7日連続で史上最高値を更新した動きを受け、買いが先行後するとみられる。売り方の買い戻しも進みやすいだろう。良好な地合いが継続し、上値追いの展開を予想する。
 
また、FOMCの結果を受けた米国株が落ち着いた動きとなったことで円安の進行している。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の前半と円安。
対ドルでの円安進行を受け、輸出関連銘柄を中心に堅調な展開となることが見込まれる。
 
日銀金融政策決定会合の結果発表も予定されている。現状の金融緩和政策が維持される見込みとの見方が大勢で、相場への影響は限定的となりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比145円高の2万285円だった。

 
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り760万株、買い1190万株で、差し引き430万株の買い越し。買い越しは5営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、証券、銀行、鉄鋼、電機、通信、小売、サービスなど。買いセクターに、小売、陸運、REIT、食品、情報通信など。
 
 
【好材料銘柄】 
■レオン自動機 <6272>
今期経常を一転9%増益に上方修正・最高益、配当も6円増額。
 
■カカクコム <2371>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.3%にあたる500万株(金額で70億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は9月21日から11月20日まで。
 
■システム・ロケーション <2480>
上期経常を一転42%増益に上方修正、通期も増額。
 
■ITbook <3742>
グローバル人材サービスを展開する子会社ITグロ-バルを新設。また、IoTを使った地域の課題解決に向けた事業を行う子会社、藤枝ITbookを立ち上げる。
 
■シェアリングテクノロジー <3989>
8月流通総額は前年同月比61.7%増の7.6億円に拡大した。
 
【主な経済指標・スケジュール】
21(木)
【国内】
黒田日銀総裁会見
7月全産業活動指数(13:30)
東京ゲームショウ2017(~9/24)
 
【海外】
米9月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(21:30)
米7月FHFA住宅価格指数(22:00)
米8月CB景気先行総合指数(23:00)
米10年インフレ連動国債入札
休場:インドネシア
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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