21日の東京株式市場は、もみ合い展開か。

日経平均株価の予想レンジは、1万9400円-1万9600円を想定する。
1万9500円処での底固めからのリバウンドを見極めたいところだろう。
前週末の欧米株式が軟調な展開となったことから、売りが先行することも想定される。
ただ、為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半(前週末18日終値109円05-06銭)と円安に振れている。対ドルでの円相場の落ち着きを受け、輸出関連銘柄に見直しの動きが出ることも考えられる。

株式市場が比較的落ち着きを見せている場面では中小型株に物色が向かいやすいだろうが、押し目買いの動きが中心となり、積極的に上値を追う機運は高まりづらいだろう.

前週末18日のシカゴ日経平均先物円建て清算値は、18日の大阪取引所終値比5円高の1万9445円だった。

 
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
19445 ( +5 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
19455 ( +15 )
( )は大阪取引所終値比
 
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り970万株、買い840万株で、差し引き130万株の売り越し。売り越しは6営業日ぶり。金額は買い越し。
売りセクターに、通信、小売、情報通信、石油、証券、銀行、鉄鋼など。買いセクターに、精密、情報通信、食品、機械、自動車、通信、建設、鉱業、サービスなど。
 
【好材料銘柄】
■ジャストプランニング <4287>
発行済み株式数の31.5%にあたる193万9954株の自社株を消却する。消却予定日は9月1日。
 
■オールアバウト <2454>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.23%にあたる43万7500株(金額で7億円)を上限に、21日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は18日終値の1600円)を実施する。
 
■ビーロット <3452>
株主優待制度を新設。17年12月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律でクオカード1000円分を贈呈する。また、東証1部市場変更に向け、3万株の立会外分売を実施。株式の分布状況改善や流動性向上を図る。
 
■Aiming <3911>
スマートフォン向け新作RPG「CARAVAN STORIES」の事前登録者数がわずか数時間で150万人を突破。これを記念して総額150万円分のプレゼントキャンペーンを開始。

【好材料銘柄】
21(月)
【国内】
6月全産業活動指数(13:30)
7月日本製半導体製造装置BBレシオ
 
【海外】
タイ4-6月期GDP(11:30)
米7月シカゴ連銀全米活動指数(21:30)
20年国債入札
休場:フィリピン

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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