21円安と反落スタート、下値では押し目買い

【寄り付き概況】

17日の日経平均株価は、前週末比21円93銭安の2万1094円96銭と反落してスタート。
 
前週末の米株式市場で下げの目立った半導体関連株に売りがかさみ、全体を下押している。半導体株を巡っては、スマートフォン(スマホ)向けなどの低迷で業績改善が後ずれするとの見方が広がっている。東エレクは製造装置の需要減速懸念から売り気配で始まり、5%超下落して寄り付いた。T
DKやアドテスト、SUMCOも下げ、半導体関連は軒並み安い。一方、主力の値がさ株の一角には買いが入り、下値を支えている。
 
日経平均2万1000円近辺の水準は値ごろ感からの押し目買いが入りやすいとの指摘もある。今週は18~19日にFOMCが予定され、ここで早期の利下げ観測を肯定するような声明がでれば株式市場には追い風となるだけに、下値を売り込む動きも限られそうだ。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅反落。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、6業種が高く、値上がり上位に海運、空運、繊維。 一方、値下がりで目立つのは鉱業、ガラス土石、機械、金属製品など。
 
個別では、アドバンテス、東エレクが売り気配から始まり、信越化、日本電産やTDK、京セラ、安川電も軟調。リクルート、トヨタ、ファナック、キーエンスはさえない。三菱UFJ、三井住友、第一生命、武田が下落している。
 
半面、ソフトバンクGが高く、ソニー、任天堂は堅調で、楽天は大幅高。ユニファミマ、ファーストリテ、ダイキンが高い。資生堂、JTが強含んでいる。

225先物は、クレディ・大和・モルスタ・シティ・ドイツ・メリルが買い越し。
野村・JP・バークレイズ・みずほ・ソジェン・アムロが売り越し。
TOPIX先物はJP・ソジェン・大和・UBSが買い越し。
ドイツ・メリル・日興・GS・モルスタが売り越し。
 
 
テクニカル的には、DeNA(2432)、神戸物産(3038)、ウェルシア(3141)、ミサワ(3169)、野村不(3231)、ディア・ライフ(3245)、三菱総研(3636)、オプティム(3694)、フリービット(3843)、PETIMES(3922)、アイカ工(4206)、タキロン(4215)、日油(4403)、一工薬(4461)、参天(4536)、C&R(4763)、資生堂(4911)、東京鉄(5455)、エラン(6099)、エボラブル(6191)、石川製(6208)、ベイカレント(6532)、日ユニシス(8056)、岩谷(8088)、だいこう(8692)、光通信(9435)、よみラン(9671)、空港ビル(9706)、船井総研(9757)、ベルク(9974)、ファーストリテ(9983)が動兆。
 

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