21円安 反落スタート、NYダウが反発も反応は限定

【寄り付き概況】

27日午前寄り付きの日経平均株価は、前営業日比21円12銭安の2万2320円88銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、059ポイント安の1730.48で始まった
 
26日の米国株式は、NY原油先物WTI価格の反発を受け、NYダウは反発した。ただ、25日の下げ幅(328ドル)に比べ、戻り幅が小さかったこともあり、反応は限られたようだ。
 
トランプ大統領がイランへの経済制裁の一環として、日本を含め世界各国に同国原油の輸入を停止するように求めていることで、原油価格が急騰、WTI原油先物価格は1バレル=70ドル台に乗せてきた。この影響を見極めたいとの思惑が主力株中心に買い手控え要因となっている。
ただ、外国為替市場では1ドル=110円台で推移しており、下値では押し目買いが入り下げ幅は限定的となる可能性がある。
 
個別では、ソニー、任天堂が買われ、東エレク、信越化はしっかり。ファーストリテ、ソフトバンクG、ロイヤルHD、資生堂も値上がりしている。
 
半面、JTが大量の売りに押され、花王、アステラス薬は軟調。ホンダ、SUBARUが下げ、ブリヂストンもさえない。三菱UFJ、みずほFG、三井住友も下落している。
 
 
225先物は、JP・ソジェン・GS・ドイツ・モルスタが買い越し。
アムロ・UBS・ナティクス・メリルが売り越し。
TOPIX先物は大和・野村・バークレイズが買い越し。
メリル・アムロ・GSが売り越し。
 
外資系等は、山パン(2212)、ロイヤル(8179)、昭和電工(4004)、日特建(1929)、MS&AD(8725)、スクエニ(9684)、タカラバイオ(4974)、豊田合成(7282)、栗田工業(6370)に注目。
 
テクニカル的には、安藤ハザマ(1719)、日特建(1929)、東芝プラ(1983)、Vコマース(2491)、ヒューリック(3003)、あさひ(3333)、ペガサス(6262)、太陽誘電(6976)、KOA(6999)、ライトオン(7445)、ソニーFH(8729)、小林洋行(8742)、京王(9008)、関電(9503)、東邦ガス(9533)が動兆。

 

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