201円安と反落、海外株安を受け

【寄り付き概況】

1日午前の東京株式市場は、新型コロナ禍を背景とした経済指標の悪化で、NYダウ工業株30種平均が反落したことを受けて、日経平均株価は前日比201円72銭安の1万9991円97銭と、反落して始まった。
 
前日のNYダウ工業株30種平均は288ドル安の2万4345ドルと反落した。米新規失業保険申請件数が高止まりしたほか、米4月シカゴ購買部協会景気指数も予想を下回り、米国景気に対する不透明感が警戒された。
この流れを受け、東京株式市場も軟調にスタートした。あすからゴールデンウイーク(GW)の連休に入ることから、ポジション調整の売りが出る展開も予想される。為替は1ドル=107円20銭前後と円安水準で推移している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がりは鉱業、証券、鉄鋼、不動産など。値下がり上位に電力・ガス、その他製造、空運など。
 
 
個別では、トヨタ、ファナック、ファーストリテが安く、ソフトバンクG、TDK、スクリンは軟調となっている。半面、富士通、花王、NTTドコモが買われている。

テクニカル的にはヒノキヤ(1413)、北電事(1930)、ITM(2148)、DCM(3050)、信越(4063)、TYK(5363)、タツタ(5809)、ローツェ(6323)、グローリー(6457)、ソウルドアウト(6553)、アイコム(6820)、村田(6981)、TSテック(7313)、東京精(7729)、アイフル(8515)、ミニストップ(9946)が動兆。
 
人気はBBタワー(3776)、TED(2760)、App(6177)、Vコマ(2491)、Jスト(4308)、日エスコン(8892)、ホロン(7748)、東洋合成(4870)、ゼンリン(9474)、セプティーニ(4293)、TAC(4319)、T&G(4331)、ユニチカ(3103)、朝日ネット(3834)。

 
 

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