200円高 反発、押し目買い優勢に

【寄り付き概況】

12日の日経平均株価は、前日比200円38銭高の2万1348円40銭と大幅に反発してスタート。
現地11日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所終値比215円高の2万1345円で、同清算値にサヤ寄せする動きとなった。
 
米中貿易摩擦問題への警戒感がやや緩和しており、外国為替市場は日米金利差再拡大の思惑から1ドル=113円台前半で円安含みに推移しており、主力輸出株にとってはポジティブに働きやすい。ただ、今週末にメジャーSQ算出を控えるなか積極的な買いは見込みづらく、上値も重い展開が続きそうだ。
 
内閣府が取引開始前に発表した10月機械受注は、季節調整済みで船舶・電力を除く民需が前月比7.6%増となり、市場予想平均の同9.7%増に届かなかった。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、保険を除きほぼ全面高、値上がり上位に鉱業、鉄鋼、石油、証券、精密機器など。
 
個別では、トヨタが買われ、ブリヂストンは高い。ソニーが値を上げ、キーエンス、昭和電工はしっかり。三菱UFJ、野村、ファーストリテ、塩野義、キッコーマンが上伸し、NTTドコモ、任天堂は強含み。
 
半面、東エレク、ニコンはさえない。ソフトバンクGが値を下げ、ユニー・ファミマ、武田、花王は軟調。JR東日本、東京海上が売られ、SOMPOHDは安い。
 
テクニカル的にはローソン(2651)、オプティム(3694)、Gウィン(8111)が動兆。
 

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