20日の東京株式市場は、もみ合い展開となりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万2700円-2万3000円を想定する。
手掛かり材料難のなか、5日線(19日時点で2万2755円)が意識されそう。
全体相場を押し上げる要因に乏しいことから、個別株への物色が中心となろう。
昨日、日経平均株価は、フシ目の2万3000円を前に、失速しており、日銀金融政策決定会合を控えて様子見姿勢も強まりやすいことから、上値は重いと考える。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の後半と円安に振れている。
19日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所終値比35円安の2万2765円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り560万株、買い860万株で、差し引き300万株の買い越し。買い越しは5営業日連続。金額は売り越し。売りセクターに、機械、薬品、陸運など。買いセクターに、電機、小売、情報通信、REITなど
【好材料銘柄】
■カイカ <2315>
今期経常は73%増益へ。
■ケイブ <3760>
個人投資家の五味大輔氏が19日付で財務省に提出した変更報告書(5%ルール報告書)によると、五味氏の同社株式保有比率は8.62%となり、新たに5%を超えたことが判明。
■テセック <6337>
今期経常を89%上方修正、配当も20円増額。
■サインポスト <3996>
SCSK <9719> と流通小売業のレジ無人化に向けて協業。人工知能技術(AI)を活用した「完全スルー型レジシステム」の製品化、および「設置型AIレジ」の改良を共同で進める。
【主な経済指標・スケジュール】
20(水)
日銀金融政策決定会合(~12/21)
10月全産業活動指数(13:30)
《決算発表》
サツドラHD
【海外】
米11月中古住宅販売(12/21 0:00)
《米決算発表》
ゼネラル ミルズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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