19円高と小幅高、売り買い交錯

【寄り付き概況】

 
15日の日経平均株価は、前日比19円98銭高の2万3160円53銭と3日ぶりに反発してスタート。
前日のNYダウが1ドル安と小幅反落。米中通商協議への先行き不透明感が強まり、上値が重い展開となった。「米中は通商交渉で第一段階の合意とりまとめに難航している」と報じられたことも警戒された。ただ、日経平均株価は前日まで続落していたこともあり、売り買い交錯するなか小幅高で取引を開始した。為替は108円40銭前後と前日夕方に比べ円高で推移している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がり上位に水産、医薬、精密など。一方、値下がりで目立つのは鉱業、石油、ガラス・土石など。
 
個別では、武田、小野薬が堅調。東エレクは小幅高。スルガ銀が値を上げ、OLCも買いが優勢。リクルートHDは強含みとなっている。
 
半面、ソフトバンクGが軟調、ZHD、ZOZOが値を下げている。みずほFG、三井住友、アドバンテス、任天堂がさえない。トヨタは小幅安。
 
テクニカル的には日道路(1884)、GCA(2174)、ロート(4527)、エン(4849)、カーボン(5302)、リクルート(6098)、東芝テック(6588)、シモジマ(7482)、スギ(7649)、池田泉州(8714)、パスコ(9232)、乾汽船(9308)、ミロク(9928)が動兆。

 

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