183円高 続伸、米株急騰受けて買いに勢い  

【寄り付き概況】

29日の日経平均株価は前日比183円96銭高の2万2360円98銭で寄り付いた。
前日の米国株市場ではパウエルFRB議長の発言を受け、NYダウが600ドル超、ナスダック指数も200ポイントを超える上昇をみせており、これに追随して東京市場も主力株中心に大きく買い優勢に傾いている。12月1日に予定される米中首脳会談を前に、空売り筋のショートカバーを促し上げ足が加速しやすい。日経平均は長期波動の分水嶺である200日移動平均線を上回る水準で推移しそうだ。
 
財務省が取引開始前に発表した、18-24日の対外対内証券売買契約によると、非居住者の株式取引は1950億円の処分超で、2週連続で処分超となった。
 
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面高で、値上がり上位に鉄鋼、電気機器、機械、その他製品、非鉄など。
 
個別では、ソニー、ファナック、安川電、村田製、SUMCOは値を上げている。任天堂が上伸。トヨタは小幅高。ソフトバンクGが買われ、ファーストリテは強含み。
 
半面、NTTが軟調。ユニー・ファミマは小安い。カナモトが弱含み。武田も安い。
 
225先物は、ソジェン・野村・クレディ・バークレイズ・モルスタ・メリル・アムロが買い越し。
GS・UBS・SBI・みずほが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・クレディ・GS・野村が買い越し。
大和・ドイツ・UBS・バークレイズ・ソジェンが売り越し。
 
テクニカル的には、ショーボンド(1414)、住電設(1949)、日清粉(2002)、ジョイ本田(3191)、CRE(3458)、コロプラ(3668)、IIJ(3774)、PI(4290)、参天(4536)、テルモ(4543)、大正薬(4581)、ペプチド(4587)、フューチャー(4722)、OBC(4733)、SMC(6273)、サムコ(6387)、WSCOPE(6619)、NEC(6701)、フォスタ(6794)、重工(7011)、アドヴァン(7463)、ワタミ(7522)、ユニシス(8056)、リンガハット(8200)、三住トラスト(8309)、アニコム(8715)、リロ(8876)、ピジョン(9416)、アークランド(9842)、ベルーナ(9997)が動兆。
 

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