【寄り付き概況】
31日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比182円93銭安の2万1526円38銭だった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下落している。
前日のNYダウ、ナスダック総合指数など主要株価指数が軟調で東京株式市場でも主力株中心に売り優勢で始まった。
米中貿易協議が30日に再開するなか、トランプ米大統領が中国批判を繰り返し米中貿易交渉の先行き懸念が意識され、投資家心理の重荷になった。これを受け中国関連株などに向かい風が意識されそうだ。
201 9年4~6月期の決算発表が本格化し、個別銘柄の値動きが大きくなっている。通期の業績予想を下方修正したNTNなどが大幅安となる半面、半導体事業が好調だったソニーが急伸している。好業績銘柄への買いは相場の支えになっている。
寄り付き時点で業種別では33業種全面安で値下がりで目立つのは海運、保険、輸送用機器、ゴム製品、銀行など。
個別では、任天堂やエプソン、京セラが安い。ファストリ、セコム、ルネサス、ダイキンも下落している。トヨタ、ファーストリテが売られ、ソフトバンクGは弱含み。三井住友、三菱UFJが安い。
一方、19年4~6月期の営業利益が市場予想を上回ったアンリツが大幅高。ソニーが買いを集め、東エレクは強含み。日本ガイシや味の素、日野自が高い。
225先物はモルスタ・シティ・野村・SBI・ドイツ・JPが買い越し。
三菱・HSBC・UBS・ソジェン・アムロが売り越し。
TOPIX先物はメリル・みずほ・大和・UBS・モルスタが買い越し。
シティ・バークレイズ・パリバ・野村・アムロ・ソジェンが売り越し。
テクニカル的には、タマホーム(1419)、住友林(1911)、東京エネ(1945)、太平電(1968)、JACR(2124)、井村屋(2209)、亀田菓(2220)、北の達人(2930)、ハブ(3030)、ダイワボウ(3107)、八洲電(3153)、飯田(3291)、イーグランド(3294)、グリー(3632)、ポール(3657)、Vキューブ(3681)、ヴィンクス(3784)、マークラインズ(3901)、田辺三菱(4508)、神東塗(4615)、サカタイン(4633)、ノエビア(4928)、高純度化(4978)、ユシロ化(5013)、リンナイ(5947)、ジーテクト(5970)、ストライク(6196)、三菱電(6503)、JES(6544)、日新電(6641)、富士通ゼネ(6755)、双葉電(6986)、Casa(7196)、レシップ(7213)、橋本総(7570)、アルゴグラ(7595)、コロワイド(7616)、、商事(8058)、Gウィン(8111)、モス(8153)、SRS(8163)、ロイヤル(8179)、いなげや(8182)、北国銀(8363)、毎日コム(8908)、京成(9009)、C&F(9099)、住友倉(9303)、関電(9503)、北海電(9509、静岡ガス(9543)、グルメ杵(9850)、東テク(9960)が動兆。
