【寄り付き概況】
22日寄り付きの日経平均株価は、前営業日比180円93銭安の2万1789円88銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、11.76ポイント安の1749.85で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに下落して始まった。
前日の米国株市場ではNYダウが乱高下、一時300ドル超の上昇をみせたものの大引けは166ドル安とマイナス圏に沈んでおり、これを受けて東京市場でも目先リスク回避ムードとなっている。
米長期金利の上昇が引き続き米国市場の重荷となっており、FOMCの議事要旨発表後に10年債利回りがフシ目の3%近くまで上がったことが投資家の不安心理を高めた。
半導体セクターなどが売られており、東京市場でも電機セクターには風向きが悪い。ドル・円相場は1ドル=107円台後半の推移でもみ合っている。
寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで目立つのは鉱業、電力ガス、ガラス土石、水産、鉄鋼、陸運など。
個別では、トヨタ、日産自、ホンダが安く、東エレク、SUMCO、ファナック、三菱UFJ、みずほFGが値を下げ、野村、東京海上は弱含み。JT、ソフトバンクGやファーストリテなどが売られている。
半面、NTTが高く、資生堂、7&iHDは堅調。ソニー、キーエンス、任天堂、日立も底堅い。昭和電工は上伸し、Vテクが値を飛ばしている。
225先物は野村・パリバ・ドイツ・GSが買い越し。
クレディ・アムロ・メリル・UBS・ソジェン・SBIが売り越し。
TOPIX先物はパリバ・ダイワ・HSBC・モルスタ・アムロが買い越し。
バークレイズ・ドイツ・シティ・UBSが売り越し。
外資系等は、マキタ(6586)、朝日イン(7747)、ピジョン(7956)、住友ベ(4203)、東洋炭素(5310)、大豊建(1822)、ソラスト(6197)、日トリム(9788)、リクルート(6098)、SBS(2384)、GMOペ(3769)、OLC(4661)、平和(6412)、TBS(9401)、セイノー(9076)、インベスターズC(1435)、ユーザベース(3966)、住友不(8830)、大塚(4548)、TSテック(7313)に注目。
テクニカル的には、タマホーム(1419)、関電工(1942)、アウトソ(2427)、オエノン(2533)、DCM(3050)バイタル(3151)、シップ(3360)、RSTECH(3445)、トリケミ(4369)、東京個別(4745)、テクノプロ(6028)、三機S(6044)、FCC(7296)、カッパ(7421)、ダイトロン(7609)、マニー(7730)、任天堂(7974)東邦(8129)、SRS(8163)、日ガス(8174)、東祥(8920)、沖縄電(9511)が動兆。
