18日の東京株式市場は、手掛かり材料難や週末要因から、引き続き模様眺めムードとなりそうだ。

ダウ大幅反落でげ幅3カ月ぶり大きさだった。NY株安を受け売り先行スタートだろう。
日経平均株価野の予想レンジは、19400円-19700円を想定する。

また、来週21日から実施が予定される米韓合同軍事演習を前にして、北朝鮮を巡る地政学リスクがくすぶり続けることや、週末控えで持ち高整理の売りも想定される。

24日~26日のジャクソンホール会合までは様子見姿勢が強い地合いになると考える。そのため大型株は敬遠されやすく、目先は新興市場や中小型株優位の展開が続くと予想する。

 東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り660万株、買い950万株で、差し引き290万株の買い越し。買い越しは5営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、石油、機械、銀行、建設など。買いセクターに、精密、情報通信、小売、通信、食品、機械、自動車、自動車部品、REITなど。
【注目の開示銘柄】
■物語コーポレーション[3097]
7月度の連結月次売上高を発表。焼き肉やラーメン、お好み焼きなど全業態合計の既存店売上高は1.7%増、同客数は1.2%増だった。新店を含めた全店ベースでは15.2%増だった。
17日終値は6760円(△20)
 
■ツバキ・ナカシマ[6464]
2017年12月期の連結業績予想の修正を発表。売上収益は385億円から493億円(前期比34%増)に上方修正したが、営業利益は76億円から66億5000万円(同4%減)に、当期利益も50億円から37億円(同20%減)にそれぞれ下方修正した。米NN社の精密ベアリング部品事業の取得完了に伴い、その業績を取り込み、一時費用の発生も織り込んだ。
17日終値は2279円(▲26)
 
■日本ビューホテル[6097]
2018年4月期の第2四半期(17年5~10月期)および通期の連結利益予想の上方修正を発表。売上高と営業利益に変更はないが、第2四半期の経常利益を3億円から3億6000万円(前年同期比52%減)、純利益も5000万円から9000万円(同82%減)にそれぞれ増額した。東電の福島原発事故に伴い高崎ビューホテルと秋田ビューホテルが被った逸失利益の補償金として5700万円を受領することで合意したため。通期予想についても同額幅ずつ、それぞれ上方修正した。
17日終値は1384円(△5)

【主な経済指標・スケジュール】
08月18日(金)
【国内】
《決算発表》
あいHD
 
【海外】
米8月ミシガン大学消費者信頼感指数(23:00)
《米決算発表》ディア、フットロッカー

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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