18日の東京株式市場は、上値の重い展開か。

ドル円が円高方向に振れており、様子見姿勢が強まる展開を予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の半ば(前週末14日終値113円28−29銭)と円高に振れている。対ドルでの円高進行を警戒し、輸出関連の主力株には、売り圧力が強まる可能性もありそう。心理的なフシ目の2万円が意識される場面も想定される。
日経平均株価の予想レンジは、1万9900円−2万100円を想定する。
前週の12−14日は東証1部の売買代金が2兆円割れと盛り上がりに欠けるなか、19日から20日にかけて日銀金融政策決定会合が開催されることもあり、様子見気分が広がりそうだ。
シカゴ日経平均先物円建て清算値は、14日の大阪取引所終値比75円安の2万35円だった。

東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り630万株、買い510万株で、差し引き120万株の売り越し。売り越しは2営業日ぶり。金額は買い越し。
売りセクターに、銀行、通信、薬品、電機、不動産、情報通信、陸運など。買いセクターに、石油、薬品、精密、通信、銀行、建設など。

【好材料銘柄】
■ホクリヨウ <1384>
今期経常を一転3%増益に上方修正・最高益更新へ。

■ライク <2462>
8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。今期経常は30%増で3期連続最高益、実質増配へ。

■ヨシムラ・フード・ホールディングス <2884>
3-5月期(1Q)経常は88%増益で着地。

■北の達人コーポレーション <2930>
3-5月期(1Q)経常は3.3倍増益で着地。

■レナウン <3606>
3-5月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。

■シーティーエス <4345>
7月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。

■前澤工業 <6489>
今期経常は3.5倍増益へ。

■佐鳥電機 <7420>
今期経常は61%増益へ。発行済み株式数(自社株を除く)の2.95%にあたる50万株(金額で6億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月18日から12月29日まで。

■ペッパーフードサービス <3053>
今期経常を61%上方修正・最高益予想を上乗せ。

■シンワアートオークション <2437>
今期経常は23%増益、前期配当を0.2円増額・今期も7.2円継続へ。5月売上高は前年同月比10倍増の9.3億円だった。また、子会社エーベックが海外不動産販売の紹介事業を開始。

■買取王国 <3181>
3-5月期(1Q)経常は4.6倍増益・上期計画を超過。

【主な経済指標・スケジュール】
18(火)
【国内】
《決算発表》
アクロディア、メタップス、平和RE、大和オフィス、東宝

【海外】
独7月ZEW景況感指数(18:00)
米6月輸出入物価(21:30)
米7月NAHB住宅市場指数(23:00)
《米決算発表》
ジョンソン・エンド・ジョンソン、ゴールドマン・サックス・グループ、IBM、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ、バンク・オブ・アメリカ、ロッキード・マーチン、チャールズ・シュワブ、ユナイテッドヘルス・グループ

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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