【寄り付き概況】
23日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比175円09銭高の1万9313円04銭。その後、上げ幅は一時200円を超えた。
前日の米株式市場では経済活動の再開期待が広がりNYダウ工業株30種平均が反発した。連日急落していた原油先物相場の上昇も投資家のリスク回避姿勢を和らげ、東京株式市場でも株価指数先物への買い戻しが先行した。
米国での半導体株などが値を上げており、東京市場でもハイテク株の動向が関心を集めている。
寄り付き時点で業種別では33業種中、26業種が高く、値上がりは鉱業、輸送機器、石油、ゴムなど。値下がり上位に空運、証券など。
個別ではトヨタ、TDK、ファーストリテが高く、東エレク、ソフトバンクG、ファナックはしっかり。反面、塩野義、花王、東京海上がさえない。
テクニカル的には伊藤園(2593)、日オラクル(4716)、メック(4971)、三浦工(6005)、ソラスト(6197)、PALTAC(8283)、丸和運輸(9090)、共栄タ(9130)、西ガス(9536)、静ガス(9543)が動兆。
人気は新日本科学(2395)、飯野海(9119)、宇部興(4208)、ヨーカネツ(6369)、TBグ(6775)、明治海(9115)、新光電工(6967)、テンポイノ(3484)、ショクブン(9969)、プロレド(7034)、ミクリード(7687)、ライトアップ(6580)、中村超硬(6166)、ビーマップ(4316)、マクアケ(4479)。
