16円高と堅調スタート、米株の底堅さを好感

【寄り付き概況】

3連休明け24日の日経平均株価は小動きで始まった。始値は前週末比16円26銭高の2万2095円35銭だった。
前日の米国株市場は主要株価指数が方向感に欠けまちまちの展開となったが、東京株式市場が休場だった前週末はNYダウが約160ドルの下落をみせるなど、軟調な動きとなっていたこともあり、この流れを継いで目先買いポジションを軽くする動きがみられる。米中貿易協議に対する不透明感が改めて意識されているほか、ドイツの景況感が悪化しており、欧州景気減速への警戒感が強い。
 
一方、今週26日に9月末の配当権利付最終日を迎えることで、権利取り狙いの買いや機関投資家による配当再投資への期待が下値を支えている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がり上位に電力ガス、空運、化学など。値下がりで目立つのは鉱業、海運、証券など。
 
個別では、関西電、中部電が買われ、オリンパス、HOYAは値を上げている。東エレク、キーエンスは堅調で、みずほFG、三菱UFJ、東京海上、SOMPOHD、トヨタ、JALは上昇している。
 
半面、国際帝石が売られ、商船三井、川崎船は値を下げている。野村は軟調で、三菱商は緩んでいる。ソフトバンクG、ZOZOは弱含み、ファーストリテはさえない。
 
 
テクニカル的には中部飼料(2053)、オプト(2389)、ティア(2485)、Vコマース(2491)、バル(2726)、ハニーズ(2792)、イフジ(2924)、トーカロ(3433)、住江織(3501)、三菱総研(3636)、エムアップ(3661)、日本ア(3751)、ザッパラス(3770)、テラスカイ(3915)、フェイス(4295)、ミヨシ(4404)、有機薬(4531)、日ペ(4612)、日本空調(4658)、東洋BE(4828)、日エンタ(4829)、長谷川香料(4829)、A&AM(4958)、菱製鋼(5632)、タツタ(5809)、インソース(6200)、グレイス(6541)、JES(6544)、EIZO(6737)、能美防災(6744)、鈴木(6785)、日光電(6849)、図研(6947)、盟和産(7284)、インタアクション(7725)、タムロン(7740)、廣済堂(7868)、住商(8053)、日ユニシス(8056)、南都(8367)、栃木銀(8550)、マネ(8698)、京王(9008)、ユナイテッド(9110)、GMO(9449)、富士ソフト(9749)、コナミ(9766)、モリト(9837)、吉野家(9861)が動兆。
 

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