【寄り付き概況】
25日の日経平均株価は、前日比16円68銭安の2万2183円32銭と続落してスタート。
前日のNYダウなど主要指数がいずれも反落、低調な欧州の経済指標を受け世界景気減速に対する警戒感が再燃、キャタピラー株の下落などで中国景気に対する懸念も改めて意識された。東京株式市場でもこの流れを引き継ぎ主力株中心に軟調となっている。
一方、外国為替市場では1ドル=112円台に入るなど円安が進んでおり、これを足掛かりに輸出セクターの下値では押し目買いが入る可能性がある。
寄り付き時点で業種別では33業種中、17業種が高く、値上がり上位に不動産、陸運、その他製品など。一方、値下がりで目立つのは石油、鉱業、証券など。
個別では、花王が値を飛ばし、資生堂は強含み。任天堂、ソニー、東エレク、トヨタ、日立化成が買われ。ソフトバンクG、NTTも堅調となっている。
半面、キーエンス、キヤノンが値を下げ、ファナックも売り優勢。日産自が安い。ファーストリテがさえず、三菱UFJ、三井住友は弱含みとなっている。
225先物は、ソジェン・モルスタ・みずほ・アムロ・ドイツが買い越し。
SBI・パリバ・バークレイズ・野村・メリル・GS・UBSが売り越し。
TOPIX先物はGS・ソジェン・クレディ・モルスタ・野村が買い越し。
SBI・アムロ・みずほ・JP・バークレイズ・メリルが売り越し。
テクニカル的には、ITM(2148)、アスクル(2678)、ラクト(3139)、ビーグリー(3981)、ニチバン(4218)、ワタベ(4696)、アイチ(6345)、星和電(6748)、アサヒイン(7747)、メニコン(7780)、キャノンMJ(8060)、クワザワ(8104)、PCA(9629)が動兆。
