15日の日経平均は5営業日ぶりに反発した。

216.21円高の19753.31円で取引を終えた。
夏季休暇シーズンの中で参加者は限られており、インデックスに絡んだ商いが中心だった。また、北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感がいったん後退したことでセンチメントが改善し、中小型株での商いも手掛けやすい地合いとなった。
なかでも、足元でさえない動きをみせていた直近IPO銘柄などに対して、個人主体の短期資金流入が目立った。
 
4月、6月、そして今回と、108円台をつけたところで当面の底を打ったような動きが出てきていることは、日本株の下値を支える要因と考える。
株高の中でドル円があっさり110円台を回復しており、110円より上を維持できるかに注目したい。
 
今晩米国では、7月の小売売上高や8月NY連銀製造業景気指数など、注目度の高い指標発表が多い。
個別では、材料のある銘柄が上下に大きく動いているが、全体的には不透明感も強い局面でもあり、業績好調銘柄に向かうと予想する。
短期割り切りスタンスでの自律反発狙いといったところか。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(15日現在)
20268.39  ボリンジャー:+2σ(13週)
20135.26  ボリンジャー:+1σ(25日)
20116.11  ボリンジャー:+1σ(13週)
20086.60  ボリンジャー:+1σ(26週)
20049.17  均衡表雲上限(日足)
19986.50  25日移動平均線
19963.82  13週移動平均線
19907.10  75日移動平均線
19902.30  均衡表転換線(週足)
19883.52  新値三本足陽転値
19843.68  均衡表基準線(日足)
19837.74  ボリンジャー:-1σ(25日)
19811.53  ボリンジャー:-1σ(13週)
19801.79  6日移動平均線
19800.11  均衡表転換線(日足)
 
19753.31  ★日経平均株価15日終値
 
19688.97  ボリンジャー:-2σ(25日)
19659.25  ボリンジャー:-2σ(13週)
19589.17  26週移動平均線
19579.12  均衡表雲下限(日足)
19540.21  ボリンジャー:-3σ(25日)
19506.96  ボリンジャー:-3σ(13週)
19271.40  均衡表基準線(週足)
19211.72  200日移動平均線
19091.75  ボリンジャー:-1σ(26週)
18594.32  ボリンジャー:-2σ(26週)
 
日経平均はボリンジャーバンドでは-4σに位置していた売られ過ぎの状態から、本日のリバウンドによって-1σと-2σとのレンジで推移しており、一先ず売られ過ぎ感は後退している。

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