15円安 反落スタート、戻り待ちの売り先行

【寄り付き概況】
9日の日経平均株価は、前日比15円61銭安の2万2471円31銭と反落してスタートした。

前日に大幅高を演じていたことや、米国株式市場で、NYダウが4日続伸した一方、
ナスダックは3日ぶりに反落するなど、まちまちの動きだったことから、戻り待ちの売りが先行したようだ。
なお、今日はオプションSQ算出に絡み全体売買代金は通常よりも膨らむと見られる。

外国為替市場では1ドル=114円台に入るなど円安傾向にあり、これは主力輸出株をはじめ支援材料として全体相場を下支える。
 
寄り付き時点で業種別では、水産、建設、不動産など18業種が上昇一方、石油、鉱業、非鉄など15業種が下落した。

個別では、任天堂が売られ、ファナック、キーエンスも軟調。トヨタが甘く、日産自もさえない。武田、エーザイが下落し、テルモは小幅安。

半面、ファーストリテは大量の買いで上伸し、ソフトバンクGは堅調。三井住友が上げ、三菱UFJは小幅高。楽天が締まり、イオンもしっかり。

225先物はクレディ・JP・GS・大和・パリバ・バークレイズが買い越し。
HSBC・メリル・アムロ・三菱・ソジェン・日興が売り越し。
TOPIX先物はSBI・メリル・モルスタ・GS・JPが買い越し。
バークレイズ・パリバ・シティ・ソジェンが売り越し。

テクニカル的にはマルハ(1333)、日空調(1952)、アルフレッサ(2784)、ハウス食(2810)、ディアライフ(3245)、バロック(3548)、コロプラ(3668)、朝日ネット(3834)、グノシー(6047)、JES(6544)、エレコム(6750)、アドバンテスト(6857)、日セラ(6929)、ハピネット(7552)、イオン(8267)、ジャフコ(8595)、JR九州(9142)、テレ朝(9409)、レノバ(9519)、東宝(9602)、アイン(9627)、CSP(9740)が動兆。

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