【寄り付き概況】
5月1日の日経平均株価は、前営業日比14円45銭安の2万2453円42銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、2.87ポイント安の1774.36で始まった。
前日のNYダウ、ナスダック指数など主要指数がいずれも軟調だったこともあり、東京株式市場でも足もと利益確定売りが出やすい環境にある。
ただ、外国為替市場では1ドル=109円台前半の推移と円安水準でもみ合いを続け、決算発表が本格化するなか好調な企業業績への期待が改めて高まっており、下値リスクに対する警戒感も限定的。
全般は連休の谷間で市場参加者が限られるものの、売り圧力も乏しいことで底堅い推移を予想する声が強い
寄り付き時点で業種別では33業種中、7業種が高く、値上がり上位に保険、鉱業、証券など。値下がりで目立つのは紙パルプ、海運、空運など。
個別では、ソニー、富士通が気配値を切り下げ、NEC、パナソニックは軟調。ソフトバンクGが下押し、NTT、KDDIも安い。JT、花王が下落し、武田はさえない。三菱UFJ、三井住友、ホンダなどが売られている。
半面、日立、ファナックが買われ、村田製、TDKは切り返し、任天堂が上伸している。トヨタは堅調。マネックスGがしっかり。ファーストリテは買い優勢となっている。
225先物は、パリバ・シティ・メリル・GS・SBI・バークレイズ・JPが買い越し。
ドイツ・アムロ・みずほ・UBS・モルスタが売り越し。
TOPIX先物はGS・バークレイズ・ソジェン・クレディ・アムロが買い越し。
みずほ・メリル・三菱・大和が売り越し。
テクニカル的には、佐田建(1826)、ユアテック(1934)、DCM(3050)、ココカラ(3098)、ウェルシア(3141)、ジョイ本田(3191)、クリレス(3387)、TIS(3626)、アイスタイル(3660)、NRI(4307)、参天(4536)、オービック(4684)、リライア(4708)、サイバー(4751)、Dガレ(4819)、ファンケル(4921)、MARUWA(5344)、合同鉄(5410)、共英製鋼(5440)、愛知鋼(5482)、アドバンテスト(6857)、マイクロニクス(6871)、新明和(7224)、日ライフL(7575)、ピジョン(7956)、SOMPO(8630)、アドバンスクリ(8798)、平和不(8803)、JR東海(9022)、山九(9065)、カナモト(9678)、イノテック(9880)が動兆。
