139円安 売り先行=米株安で買い手控え

【寄り付き概況】

7日の日経平均株価は、前日比139円93銭安の2万1456円88銭と3日続落してスタート。
 
前日のNYダウが3日続落、約3週間ぶりの安値で引けており、東京市場でも買いが手控えられる流れが継続している。足もとは米中貿易協議の先行きに対する不透明感が再燃している。
また、米マイクロンテクノロジーが急落したのをはじめ半導体関連全般が売り込まれ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も大幅続落、米長期金利の低下を受けて大手金融株も軒並み下げるなどリスク回避ムードが高まった。
日経平均も目先下値を探る展開が想定され、取引時間中は中国・上海株の動向も注目される。
 
財務省が取引開始前に発表した、2月24日-3月2日の対外対内証券売買契約によると、非居住者の株式取引は3413億円の処分超で、5週連続で処分超となった。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、空運、水産を除き安い。値下がりで目立つのは銀行、精密機器、電気機器など。
 
個別では、東エレク、ソニーが売りに押され、信越化も軟調。みずほFGの売りが膨らみ、三菱UFJ、三井住友も下押し。武田が下落し、アステラスは小幅安となっている。
 
半面、ファーストリテが高く、楽天はしっかり。トヨタ、ダイキン、クボタも値上がりしている。
 
 
テクニカル的には、メンバーズ(2130)、ネオジャパン(3921)、OLC(4661)、山田コンサル(4792)、フィルム(4901)、ポーラ(4927)、豊和工(6203)、ユニシス(8056)、リロ(8876)、光通信(9435)、イーストン(9995)動兆。

 

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