13日の東京株式市場は買い先行後、もみ合い展開か。

12日の米国株式は、NYダウ、ナスダック総合指数がともに史上最高値を更新。好調な米国株の動きを受け、買い先行の動きとなろう。
ただ、日経平均株価は、11-12日の2日間で500円強の戻しを演じているだけに、買い一巡後は、戻り待ちの売りで上値が重くなるだろう。
日経平均ベースでは1万9900円以上からは戻り待ちの売りが多くなるだろう。
日経平均株価の予想レンジは、1万9700円-1万9900円を想定する。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の前半(12日終値109円54-56銭)、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の後半(同131円16-20銭)と円安に振れている。
円高に対する警戒感が後退し、輸出関連銘柄を中心に堅調な展開になることが期待される。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比95円高の1万9725円だった。
 
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り850万株、買い840万株で、差し引き10万株の売り越し。売り越しは3営業日ぶり。金額は買い越し。
売りセクターに、保険、サービス、化学など。買いセクターに、銀行、電機、石油、機械、情報通信など。
 
【好材料】
■ソフトフロントホールディングス <2321>
光通信 <9435> と合弁会社を設立。出資比率は同社が65%、光通信が35%。電力のコスト削減サービス「ハルエネでんき」などの媒介販売事業を展開する。
 
■ハピネス・アンド・ディ <3174>
前期経常を27%上方修正。
 
■MICS化学 <7899>
5-7月期(1Q)経常は5.6倍増益で着地。
 
■メガネスーパー <3318>
5-7月期(1Q)経常は73%増益で着地。また、メガネ型ウエアラブル端末の開発を手掛ける子会社エンハンラボが、老舗眼鏡小売チェーン東京メガネを引受先とする第三者割当増資を実施。
 
■ネオジャパン <3921>
上期経常が32%増益で着地・5-7月期も48%増益。
 
【主な経済指標・スケジュール】
13(水)
【国内】
8月国内企業物価指数(8:50)
7-9月期法人企業景気予測調査(8:50)
《決算発表》
鳥貴族、産業ファ、ケネディレジ、スターアジア、三井不LP、JPNミート、エニグモ、クミアイ化、ヤーマン、東急RE、アインHD
 
【海外】
英8月失業率(17:30)
米8月生産者物価指数(21:30)
米8月財政収支(9/14 3:00)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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