【寄り付き概況】
6日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比121円86銭安の2万2458円97銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、7.80ポイント安の1697.16で始まった
前日のNYダウが小幅に高く引けたものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は大きく下落しており、東京株式市場でも主力ハイテク株中止に風向きが悪い。また、関西国際空港閉鎖などの台風被害に加え、6日未明に北海道で大規模な地震が発生しており、相次ぐ災害による経済への悪影響が買い手控えムードを助長している。日経平均は寄り付きでの2万2500円を下回った。
寄り付き時点で業種別では33業種中、鉱業、水産、ゴム製品を除き安い。値下がりで目立つのはその他金融、鉄鋼、精密機器、情報通信など。
個別では、任天堂が大幅安。ソニー、ファナックが軟調、トヨタ、日産自は弱含み。資生堂、ファンケルが安い。ファーストリテもさえない。
半面、サイバエジェが値を上げている。ソフトバンクGは小幅高。三菱UFJ、みずほFGが強含み。コマツ、ホンダはしっかり。国際帝石が堅調となっている。
225先物は、ソジェン・日産・楽天・パリバ・ドイツが買い越し。
モルスタ・アムロ・日興・クレディ・JP・野村が売り越し。
TOPIX先物はドイツ・クレディ・ナティクス・大和が買い越し。
メリル・モルスタ・JP・GS・ソジェン・パリバ・アムロが売り越し。
テクニカル的には、神戸物産(3038)、帝国繊維(3302)、宮地エンジ(3431)、コメダ(3543)、アルファシステム(4719)、三和(5929)、MSジャパン(6539)、リョーサン(8140)が」動兆。
