106円高 米株高を好感 半導体関連に買い

【寄り付き概況】
 
24日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比106円10銭高の2万1726円98銭だった。
前日のNYダウやナスダック総合指数など主要指数が続伸しており、これを受けて東京市場でも主力株中心にリスクを取る動きが優勢。東エレクやアドテストなどの半導体関連株を中心に海外勢などの買いが入っている。米国では、USTRのライトハイザー代表と政府高官が今月29日に中国を訪問すると伝わり、米中貿易交渉の進展に対する期待が株高を後押ししている。
 
外国為替市場では1ドル=108円台前半の推移で輸出セクターには風向きが良い。なお、英与党の保守党が23日、メイ首相の後任にジョンソン前外相を選出したことは事前の想定範囲とはいえ、英国の合意なきEU離脱のリスクが高まることになり、これを警戒する動きも出そうだ。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上昇している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、27業種が高く、値上がり上位に海運、鉱業、電気機器、輸送用機器、紙パルプなど。一方、値下がりで目立つのは電力ガス、建設、鉄鋼など。
 
個別では、指数寄与度の高いソフトバンクグループ(SBG)が高い。デンソーは買い気配で始まった。ファナック、安川電、東エレク、ソニー、SUMCOも買われている。ホンダが堅調で、トヨタは年初来高値を更新した。
 
半面、ファストリやKDDIは安い。中外薬や塩野義など医薬品株が売られている。
7&iHD、コーセーは安い。日本電産、ダイキンが小幅に値を下げ、コマツがさえず、富士フイルムは小反落となっている。

225先物は、クレディ・パリバ・野村・JP・バークレイズ・ドイツ・シティが買い越し。
アムロ・みずほ・ソジェン・GS・大和・SBIが売り越し。
TOPIX先物はGS・みずほ・日興・クレディ・モルスタが買い越し。
パリバ・野村・ソジェン・バークレイスが売り越し。
 
テクニカル的には、ベステラ(1433)、BR(1726)、松井建(1810)、東洋建(1890)、キューブシス(2335)、ライク(2462)、日清紡(3105)、SFP(3198)、帝人(3401)、ハウスドゥ(3457)、コーエーテク(3635)、三菱総研(3636)、ティーガイヤ(3738)、日本紙(3863)、ラサ工(4022)、セ硝子(4044)、イビデン(4062)、希元素(4082)、日本化(4092)、カネカ(4118)、ゼオン(4205)、積水樹(4212)、トリケミ(4369)、ハリマ化(4410)、ロート(4527)、参天薬(4536)、ダスキン(4665)、サイボウズ(4776)、ミルボン(4919)、小林製薬(4967)、日農薬(4997)、ニッカトー(5367)、大阪チタ(5726)、ユニプレス(5949)、リクルート(6098)、オークマ(6103)、アマダ(6113)、アイダ(6118)、石川製(6208)、オプトラン(6235)、平田機工(6258)、タツモ(6266)、レオン自販(6272)、SMC(6273)、オカタアイ(6294)、TOWA(6315)、ローツェ(6323)、荏原(6361)、日機装(6376)、グローリー(6457)、THK(6481)、山洋電(6516)、デンヨー(6517)、MSジャパン(6539)、第一精工(6640)、正興電(6653)、サンケン(6707)、ワコム(6727)、アクセル(6730)、タムラ(6768)、鈴木(6785)、ヨコオ(6800)、本多通信(6826)、船井電(6839)、キーエンス(6861)、マイクロニクス(6871)、原田工(6904)、ウシオ(6925)、山一電(6941)、東海理化(6995)、IHI(7013)、プレミア(7199)、KYB(7242)、ミツバ(7280)、東京精(7729)、凸版(7911)、ヤマハ(7951)、コクヨ(7984)、ヤマトイン(8127)、新光商(8141)、H2O(8242)、エスリード(8877)、福山運(9075)、ユナイテッド海運(9110)、東海運(9380)、光通信(9435)、DTS(9682)が動兆。
 

 

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