10時、45円安小動き、海外休場で手掛かり難

[10時概況]

14日10時現在の日経平均株価は前日比45円05銭安の1万8381円79銭で推移。

14日は米国や英国、香港など主要な海外市場はイースター(聖金曜日)の祝日で休場となるため、海外投資家の動きが乏しく手掛かり難となっている。

株式市場では「海外投資家からの注文がかなり少ない」)との指摘があった。朝方は株価指数オプション4月物の特別清算指数(SQ)算出に伴う現物株の取引で日経平均は乱高下する場面があった。
外国為替市場では1ドル=109円台前半の動きと円高が一服しており、前日まで日経平均は3日間で370円強下落、東証1部の騰落レシオも74%台に低下しており、目先売り方の買い戻しを誘っている。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅安となっている。

10時現在の東証1部の売買代金は概算で7898億円、売買高は7億591万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1452と全体の約7割を占めた。値上がりは436、変わらずは127銘柄だった。

日経平均マイナス寄与度は4.94円の押し下げでダイキンがトップ。以下、ユニファミマが4.18円、オリンパスが4.18円、KDDIが3.99円、花王が2.78円と続いている。
プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を12.93円押し上げている。次いで日東電が2.74円、京セラが2.21円、アルプスが1.52円と続く。

業種別では33業種中6業種が値上がり。1位はその他製品で、以下、鉄鋼、非鉄金属、その他金融と続く。値下がり上位には電気・ガス、鉱業、パルプ・紙が並んでいる。

個別では、中部電と東ガス、大ガスが下げ幅を拡大している。JR東日本とJR東海も一段安し、ホンダは連日で年初来安値を更新した。一方、任天堂は大きく上昇している。JFEと三井物は上げ幅を拡大し、T&DとSOMPOも高い。

東証2部株価指数は小幅に続落している。シャープとラオックスが下げ、安川情報とADプラズマは上げた

225先物はアムロ・メリル・ソジェン・日産・GS・三菱・クレディが買い越し。
パリバ・JP・みずほ・バークレイズ・IB・ナティクスが売り越し。
TOPIX先物は日興・ドイツ・パリバ・ソジェン・メリルが買い越し。
GS・クレディ・バークレイズ・野村が売り越し。

外資系等はLENE(3938)、椿本チ(6371)、富士製薬(4554)、任天堂(7974)に注目。

テクニカル的にはグリー(3632)、MDV(3902)、ペプチド(4587)、エスクロー(6093)、サイゼリア(7581)、東北電(9506)、吉野家(9861)が動兆。

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