日経ジャスダック平均株価は10営業日ぶりに反落した。終値は前週末比34円74銭(1.01%)安い3418円74銭だった。北朝鮮の核実験を受け事態が悪化する可能性が意識され、投資家の運用リスクを回避する姿勢が強まった。個人投資家を中心に換金売りが出た。
午前に下げていた不動産の明豊エンターは上昇に転じた。北朝鮮情勢の緊迫で細火工など軍事関連銘柄が上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で844億円、売買高は1億7190万株だった。値上がり銘柄数は148、値下がり銘柄数は517となった。
個別では、イーサポートリンク、GMOペパボ、キャピタル・アセット・プランニング、カルナバイオサイエンス、エスケー化研など8銘柄が年初来安値を更新。Nuts、シダー、ラクオリア創薬、INEST、エムケー精工が売られた。
一方、システムズ・デザイン、スパンクリートコーポレーションがストップ高。エイケン工業は一時ストップ高と値を飛ばした。エプコ、セリア、マックスバリュ九州、フジコーなど24銘柄は年初来高値を更新。リリカラ、アスコット、フィスコ、細谷火工、ヤマックスが買われた。
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